地下鉄に乗って、千里中央まで。
劇場は、A&Hホール。劇団五期会の公演だ。
もともと、劇団五期会の『蜆川名残道行』は観に行こうと思ってた。
チラシを見たときに、ストーリーがすごく好みだったし、
劇団五期会には一度行ったことがあって、またみたい劇団さんだったから。
明治時代の人形師さんの純愛物語、というストーリーだけど、
そこに、文楽の「心中天網島」が絡んでくるというから、
文楽好きとしては、これはかなり気になるストーリーでしょう!
たまたま後輩F嬢経由で知り合った役者さんが出てたので、
後輩F嬢にチケットを頼んでもらおうかと思っていたら、
受付を手伝ってくれないか、と制作仲間のMくんから連絡が来たのだった。
そりゃもう!願ったり叶ったりで、行くことにしたのだった。
ロビーに行くと、すでに受付準備をしているところだった。
私のポジションは、場内整理!昨日と同じじゃん・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
客席が167席作られていたけど、予約はすでに160を超えているらしい。
・・・むむむ。これはかなりやばいんじゃないでしょうか。
場内整理担当は、私を入れて3名体制で、お客様をどんどん案内していく。
さすが老舗新劇劇団・・・年齢層がかなり高めで幅広い。
でも、結構早くから沢山の人が続々やってきて、
開演前には一気に客席が埋まった。
結局、167席では足らず、さらに3席ほど足して、開演した。
制作仲間Mくんには、芝居を見たいんだよねーと言っていたので、
立見で見せてもらうことにして、いちばんうしろのドア前に立った。
客席は、もともとフラットな床を階段状に上がるように作られてる。
私が立ってた場所は、一番後ろのドア前で、
そこは、もともとのフラットな床の高さに戻ってる場所だったから、
立見でも座ってるお客様より頭の位置が低くなってしまうので、
あまり舞台は見えない。お客様のすきまからかろうじて見える程度。
もちろん、途中で入られるお客様の誘導もしつつ見ていたので、
がっつりしっかり舞台を見ることは出来なかったのだけど、
ストーリーを声だけで追ってても、かなりいい話だった。
もう、ラストになればなるほど、まっすぐな純愛にグッときた。
苦しい思いも、切ない思いも、相手をまっすぐに思うさまは、
ほんとうに人の心をぎゅっとつかむ気がするね。
ラストもちゃんとハッピーエンドだったし。ほわっとしたよー。
うん、いいねぇ、まっすぐ人を思うってのは、ほんと、いいわ。
ああ、お客様として、ガッツリしっかり見たかったなぁ。
すべての仕事を終えて、17:00頃には劇場をあとにした。
家に早めに帰ってからは、ゆっくりテレビを見て、のーんびり。
はー、手伝い三昧だったけど、不思議とそれほど疲れてないかなぁ。
昨日はちょっとつかれた気がするけど、
今日が17:00までで、早めに終われたかもしれないなぁ。
それに、いい芝居を見れるとうれしくて、テンション上がるからかな。
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