高田郁さんの書く話は好きなのだけど、
最新刊の『出世花』まで読んでしまったので、別の作家さんを探してる。
現代小説でもそうなのだけど、女流作家さんが好きな私にとっては、
時代小説でも女流作家さんのほうが合う気がしてる。
時代小説、しかも、町人モノの人情話を書いている作家さんって、
あんまり見つからないんだよね・・・。
今のところは、宇江佐真理さんがいいかんじなので、
いくつか文庫本を仕入れて、ひとつずつ読み進めている。
高田郁さんよりは、ちょっと骨太な感じがする。悪くはないんだけど。
あと、今井絵美子さんのシリーズ物も買ってみたし、早く読みたい。
本って、読んでると頭の中がその本の世界にはまっちゃうんだよね。
例えば、江戸時代モノを読んでる今は、
頭の中で、ふと思いつく言葉とかが江戸の町人っぽかったりして。
今読んでる本は、みんな江戸が舞台なので、なんとなくべらんめえ調。
『みをつくし料理帖』を読んでる時は、
江戸が舞台だけど、主人公が大阪弁なので、
べらんめえ調と大阪の商人ことばがまざったりして、ちょっとおかしい。
ま、”ことば”として外に出ることはないので、
自分ひとりで気づいて、ニマニマしちゃうだけなんだけど。
実は、家にはまだ読めていない現代小説が何冊かある。
だけど、今は時代小説が読みたくて、ついついそれは放置したまま。
いずれは読みたいなぁと思っているのだけど、
今のところは、読む気配はないかな・・・。
今積んでる時代小説がなくなれば、新しいのを買いそうだし。
読書欲があるなら、読みたい本を読むのが一番だよね( ̄ー ̄)ニヤリッ
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