とりあえず西へ。なにわ筋を目指す。
なにわ筋に入ったら、ひたすらなにわ筋を北上。これだけ。
意外に簡単な道のりだった。
自転車で細い道を抜けつつなにわ筋までいったのだけど、
いろんなオサレな店があって、なんか面白そうだわ・・・。
京町堀とか、江戸堀とかって、オサレだよねー。
ま、生活圏とかなりはなれてるから、なかなか来ないと思うけどさ。
なんとか河も2つ超えて、無事に18:50過ぎ、劇場についた。
コレは、結構行けるかもしれない。
今度から、平日の19:00~ABCホールってのもありかもしれぬ。
元々のチケットは昨日のチケットだった。客席は指定席。
昨日電話して、予約を変更してもらったので、席も後ろかと思っていたら、
一番前の上手側だった。あらま。意外にいい席。
話は、小さい村でのとある家族のお話だった。
・・・なんとなく、ちょっと前に見た月の岬にかぶるところがあるなぁ。
あれも、狭い地域社会での閉鎖された雰囲気がかなり強かったけど、
今回の芝居も、そういう閉鎖社会がかなり出ていた気がする。
月の岬は、大人の話だけど、今回は、大人もありつつ高校生の話。
地方の高校生って、大学進学がかなり将来を左右するみたい。
地元から通えるところに行くのか、都会に出るのか。
これで結構大きく道が変わってくるんだよね。
やりたいことを見つけて都会に出ようとする女の子と、
やりたいこともなく才能も特になく、地元の短大に進む女の子。
まわりからの期待に対しても、なんだか複雑な思いをいだいていく。
それにあわせて、ほのかな恋心と、若干の嫉妬心。
女の子たちの話と、地方の大人たちの複雑な事情も絡まっていく。
「目頭を押さえた」というフレーズが、
物語当初では、すでに意味のない地元の伝統として語られるけれど、
ストーリーが進むに連れて、過去の理由も明らかになっていく。
なんだか、凄くリアルな家族だったり、大人の複雑な思いだったり、
親子の関係や、地方独特の地域や家族との密着性なんかもあいまって、
すごく切なかったけれど、くすぐったいリアルさがあって、面白かった。
遊気舎でもお母さん役をやることの多い魔留さんが、
ある意味めっちゃリアルなお母さんを演じていて、いい緩和剤になってた。
お母さんって往々にしてこういうカンジよね(= ̄∇ ̄=)
金替さんのヘタレっぷりもいつもどおりだけど、最後はきっちり締められる。
ヘタレだけじゃない金替さんも、いいもんだ( ̄ー ̄)ニヤリッ
芝居を終えてから、自転車で家まで帰る。
来るときは、会社からABCホールでそれほど遠くなかったけど、
ココは福島。
さすがに、ここから家まではちょっと遠かった・・・(^_^;)
家から直接ABCホールに行くときはやっぱり環状線かな。
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