soul of souls

Read more »

基本的な部分は、ひとつの恋物語。
とある大店のお嬢さん”おせつ”と、その大店に奉公している徳三郎。
子供の時は一緒に遊んだけど、大きくなるにつれて、
奉公人と主人の娘という立場上、会うこともなくなってきている。
おせつは、徳三郎のことが好きなんだろうけど、
徳三郎は、これまた全然煮えきらなくて、うじうじうじうじ・・・。
もう、かなりなヘタレっぷりでさ、好きだとも言えなくてさ、
おせつに何も言えないのよ。
おせつが出入りの職人と結納を交わすという噂を聞いても、
おせつが話をしたくて徳三郎を尋ねてきても、何も言えない。
果ては、どうせ反対される、何も出来ないと思って、
主人に何を言われたわけでもないのに、店を辞めてしまったりする。

ま、最後には、ちゃんと徳三郎はおせつに思いを告げられるんだけど、
それまでが、まぁ、うじうじうじうじ・・・進まない、進まない。
あまりのヘタレっぷりにイライラするぐらいだった。
徳三郎やおせつ以外にも、いろんな落語の噺が散りばめられてて、
いろんなエピソードや場面が、みんな落語の噺らしかった。
役者さんも、8人だけで、いろんな役を入れ替わり立ちかわり演じていた。
その他大勢の町人たちも、通りすがりの人でさえ、みんなでやっていた。
なんだか、小劇場の芝居みたいなカンジだったよ。

でも、出ている人はみんな芸達者な人たちばかり。
ひさしぶりに、女役じゃない植本潤さんだったり、
# 1回ぐらいは娘役があるかな、と期待したけど、なかった。
いろんな女性を演じ分けててさらに面白い松永玲子さんだったり、
遊びたい放題に見える松尾貴史さんだったり、
なんでもできる柳家花緑さんだったり、もういろいろ面白かった。
もちろん、徳三郎の坂東巳之助さんやおせつの朝倉あきさんは、
若々しくて、それぞれなりにうまくて”らしく”て、楽しかった！

2幕たっぷり楽しんで、ホクホクしたまま梅田に向かった。
今日はそのまま実家に帰る予定だったので、
梅田をちょっと散策してから、実家に帰った。
実家に帰ったら、今日は秋恒例行事、渋柿の皮むきだった。
晩ごはん後、お姉ちゃんとお母ちゃん、私とで、
80個ものでっかい渋柿をひたすら皮剥きして、
お父ちゃんが熱湯消毒＆ベランダ干しをしにいった。
ま、去年までは100個以上あったから時間かかったけど、
今年は100個以下だし、お姉ちゃんが増えたお陰で、
1時間程度で全部の渋柿をベランダに干すことができたよ。

はー、今日はなんだか濃い一日だったなぁ。楽しかったわ！

« Hide it

Read more »

靴屋さんの本社ショールームは、ウチから大通りを挟んだ反対側だった。
・・・近っ！めっちゃ近いやん。
同僚H嬢もなんば近くで一人暮らししているから、それほど遠くない。
なので、9:45ぐらいに、ショールームあたりで待ち合わせしてみた。
朝ごはんを食べ、掃除をしてから9:40ぐらいにマンションを出ると、
ちょうど道の向こう側に人が並んでいるのが見えた。
Σ(￣[]￣;)!・・・もう並んでるんだ・・・結構並んでるっぽい。
並んでいるのは予想通りたくさんのオバサマたちだった。
オバサマたちの列に早速並び、H嬢とも合流して一緒に並んでいたら、
どんどん私達の後ろにもオバサマたちが並んでいく・・・。
そして10:00、いよいよショールームがOPENした。

・・・といっても、少しずつしか入れないように入場制限していて、
少しずつ入れて、ある程度人が出てきたら、
また少しずつ入れていく・・・という状態だったので、
しばらく靴屋さんの前で並んでいた。
続々と入る人たち、続々と袋を持って出てくる人たち・・・。
想像していたけど、やっぱりなんだかすごい現場だ。

そしてしばらくたってから私たちも中にはいれた。
入ってみたらそこは女の戦場だった。
長細いショールームの手前からSサイズ、Mサイズ、Lサイズと
たくさんの靴が壁沿いの棚に並べられていた。
その前には、オバサマたちが渡された袋に靴をどっさり入れていて、
次々に試着しては、履き捨て、また試着しては、履き捨て・・・。
そのおかげで、床には捨てられた靴たち（新品）が積まれていた。
一気にさーっとヤル気を無くしそうになったけど、
せっかく来たのだから、がんばらないとね！
H嬢はMサイズだったので、ショールームの奥へ向かっていった。
私はSサイズなので、手前でオバサマたちに混じり、
コレぞと思う靴を履いてみたり、棚に戻してみたりしつつ、
うろうろとオバサマたちをかき分けながら靴を探していった。

このファミリーセールは、どの靴でも3足で10,500円だった。
オバサマたちはかなりたくさんの靴を確保しているように見えた。
・・・そんなに靴確保してどうするんだろう、と思うほど。
私も負けじといくつか試着して、なんとか気に入るブーツを確保し、
H嬢と合流してみると、H嬢も2足ほど靴を確保していた。
H嬢と一緒にするとちょうど3足になったし、一緒に買おう！
ということで、まとめて10,500円を支払い、ショールームを出た。
ショールームを出たら、11:00前ぐらいだった。
ま、30～45分ぐらい頑張ったかな。

一休みがてら、H嬢をウチに招いて、家でコーヒーなんかを飲んだ。
はー、やっぱり、オバサマたちのパワーはすごいね・・・。
履きちらかしっぷりとかは、ちょっとひどいと思うぐらいだった。
私が確保したブーツは、床に転がっていたのを見つけたのだけど、
レジするときに、左右のサイズが違っていたのがわかって、
慌ててお店の人が探しにいってくれたくらいだったんだよね。
ま、靴自体は、結構素材がいい感じで、クッション性も良くて、
普通の靴屋さんなら結構高いものだと思うんだけど、
それが3,000円ちょっとで買えたのだから、めっちゃラッキーだった。
・・・そんなだから、眼の色も変わるっちゅうかんじなのかねぇ。
いやー、面白い体験でございましたよ。

しばらくH嬢としゃべりながらまったりして、
12時過ぎに、H嬢と一緒に家を出た。さ、芝居観に行こうかね。

« Hide it