環状線に乗って、大阪城公園へ。
大阪城ホールの前から橋を渡ると目の前がシアターBRAVA!だ。
今年に入って2度目のBRAVA!まぁまぁ見やすい劇場だ。
# といっても1度目はついこの間やったけど。
チケットを見てみると、前から5列目というめっちゃいい席だった。
座ってみると、ちょっと上手よりではあったけど、中央部だしね。
こりゃ、いい席とれたなぁ~とかなり嬉しくなったよ。
今日は、『江戸の青空 弐』という芝居を観に来た。
「弐」というだけあって、「壱」の次、というわけやけど、
続きものというわけではなくて、同じシリーズ物、というカンジ。
コンセプトは、「落語を舞台にする」ということらしい。
いろんな落語のストーリーを場面場面に散りばめて、
まとめてひとつのストーリーにしてしまうという舞台だった。
基本的な部分は、ひとつの恋物語。
とある大店のお嬢さん”おせつ”と、その大店に奉公している徳三郎。
子供の時は一緒に遊んだけど、大きくなるにつれて、
奉公人と主人の娘という立場上、会うこともなくなってきている。
おせつは、徳三郎のことが好きなんだろうけど、
徳三郎は、これまた全然煮えきらなくて、うじうじうじうじ・・・。
もう、かなりなヘタレっぷりでさ、好きだとも言えなくてさ、
おせつに何も言えないのよ。
おせつが出入りの職人と結納を交わすという噂を聞いても、
おせつが話をしたくて徳三郎を尋ねてきても、何も言えない。
果ては、どうせ反対される、何も出来ないと思って、
主人に何を言われたわけでもないのに、店を辞めてしまったりする。
ま、最後には、ちゃんと徳三郎はおせつに思いを告げられるんだけど、
それまでが、まぁ、うじうじうじうじ・・・進まない、進まない。
あまりのヘタレっぷりにイライラするぐらいだった。
徳三郎やおせつ以外にも、いろんな落語の噺が散りばめられてて、
いろんなエピソードや場面が、みんな落語の噺らしかった。
役者さんも、8人だけで、いろんな役を入れ替わり立ちかわり演じていた。
その他大勢の町人たちも、通りすがりの人でさえ、みんなでやっていた。
なんだか、小劇場の芝居みたいなカンジだったよ。
でも、出ている人はみんな芸達者な人たちばかり。
ひさしぶりに、女役じゃない植本潤さんだったり、
# 1回ぐらいは娘役があるかな、と期待したけど、なかった。
いろんな女性を演じ分けててさらに面白い松永玲子さんだったり、
遊びたい放題に見える松尾貴史さんだったり、
なんでもできる柳家花緑さんだったり、もういろいろ面白かった。
もちろん、徳三郎の坂東巳之助さんやおせつの朝倉あきさんは、
若々しくて、それぞれなりにうまくて”らしく”て、楽しかった!
2幕たっぷり楽しんで、ホクホクしたまま梅田に向かった。
今日はそのまま実家に帰る予定だったので、
梅田をちょっと散策してから、実家に帰った。
実家に帰ったら、今日は秋恒例行事、渋柿の皮むきだった。
晩ごはん後、お姉ちゃんとお母ちゃん、私とで、
80個ものでっかい渋柿をひたすら皮剥きして、
お父ちゃんが熱湯消毒&ベランダ干しをしにいった。
ま、去年までは100個以上あったから時間かかったけど、
今年は100個以下だし、お姉ちゃんが増えたお陰で、
1時間程度で全部の渋柿をベランダに干すことができたよ。
はー、今日はなんだか濃い一日だったなぁ。楽しかったわ!
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