今回は、劇団人全員と観に行った。
とりあえず京都で待ち合わせして、劇場へ。舞台を観た。
今回のストーリーはある歌をめぐる何十年もの物語。
戦前から始まったその物語が現代までつながっていく物語。
だけど、始まりは現代から。
とぎれとぎれにいろいろなストーリーがオムニバスのようにつながる。
それも時代もばらばらで。
まるでオムニバスかと思って観ているうちに、
それらがだんだんつながっていって、最後は全部つながるのだ。
このつながり方が見事で、
早すぎる展開もなく、遅すぎる展開でもなく、無理矢理でもなく、
本当にすごかった。めちゃめちゃおもしろかった!
そして、最近のM.O.P.を観ていて、一番思っていたことは、
やっている本人たちが一番楽しんでるさまがすごくわかること。
M.O.P.の役者さんたちって、
映画やテレビ、舞台などで活躍している役者さんも多い。
テレビでよく見る小市さんや、三上さんや緑子さんは筆頭かな。
だけど、1年に1回、ホームグラウンドで劇団公演をするのが、
本当に楽しくてしょうがない、なんてブログにもよく書いてあった。
やっている人たちが本当に楽しそうな時って、
観ているこっちも本当に楽しいんだよね。
もちろん、技量はばっちりある人たちだから、
“うちわうけ”なんかでは決してない、そんな楽しみ方だった。
確か、私が初めて劇団M.O.P.を観たのは、
京都府立文化芸術会館でやった『青猫物語』だったと思う。
あれからだいぶたったんだなぁ。
最近は、劇団M.O.P.の公演は大阪が多くて、京都で観ることがなかった。
最後の公演を、京都で観れて、本当によかったと思う。
最後は、DVDの予約をして、旧作の台本を買って、サインしてもらった。
今回の公演の台本と、パンフレットが売り切れていたのがすごく残念。
ネット販売とかしないのかなあ・・・。してくれたらいいのになぁ。
本当に楽しめたわ。
これからは、M.O.P.をリアルタイムで、舞台で、見れたことを誇りにしよう。
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