新しい劇団を観ない、ということは、
昔の演劇界しか知らない、ということと同じだ。
今でも芝居の世界にいて、芝居も観てて、芝居も好きなのに。
今の時代に上がってきている劇団もちゃんと知らないとね!
時代に乗り遅れていっちゃう。
最近、そんなに忙しいわけでもないし、
Twitterのおかげで、当日の公演情報が簡単に入手できるんで、
今まで行ったことのない劇団も、行ってみようと思うようになった。
この前の柿喰う客もそうだった気がする。
今日もそんな風に、ふと思いついて芝居を観に行くことにした。
こんな風に観に行くの、結構楽しいんだよね!
新しい劇団や、新しい文化に出会うのがすごく楽しい。
んで、仕事終わりに、精華小劇場に行った。
観に行ったのは、突劇金魚の『巨大シアワセ獣のホネ』。
どっかに客演かなにかで出ている人がいたんだと思うんだけど、
劇団名に見覚えがあったので、ふと、見てみたいな、と思ったのだ。
それに、精華小劇場っていう時点で、
いま、上り調子な劇団ということだと思うんだよね。
仕事終わりに劇場に着くと、ちょうど開場したところだったので、
すぐに受付をすませて、会場に入った。
前の方が見やすいというアナウンスと、
床とフラットな高さで、だだっぴろい舞台だったので、
どうせなら、と、一番前の真ん中にある桟敷席に座ってみた。
舞台は、すごく不思議な感じの舞台。
街の対岸で、”世間”からはずれたところ。
“世間”のスピードとは違う、ゆるり、とした世界。
さまざまな、ごったな”関係”とは離れた、ぽつん、とした世界。
うーん、まあまあ面白い芝居だったんじゃないかな。
・・・だけど、ちょっと舞台と近すぎて、見づらかった。
もっと全体がみえたらなー・・・そっか、一番前に座ったからか。
特に、悪くはなかったんだけど、ちょっと疲れた・・・。
1時間半の芝居だったけど、若干長く感じたかな。
微妙にテンポがかみあってなかったような気もする。
初日だったからかな。
ま、また機会があれば、観に行ってみるか。
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