ウチのお父ちゃんは、妙にこだわりがあって、好きなモノは自分で作りたがる。
子供の時から、毎年12月30日は餅つきだったし、昆布の佃煮も自分で作るし
千枚漬けも、漬け物も。そして今年は畑も始めた。
数年前から作り始めてるのが干し柿。しかも小さい柿じゃなく、大きい柿。
毎年、大量に渋柿を買い付けてきて、お母ちゃんと私がひたすら皮むきして、
お父ちゃんが熱湯消毒して、ベランダに干しに行く。
あとは毎日お母ちゃんが柿をモミモミして、仕上げていく。
はじめの年はたぶん50個ぐらいだったと思うんだけど、年々増えて、去年は150個。
それを二人で剥くので、かなり手が痛くなっちゃう(≧д≦)
去年は芝居に忙しくて、柿剥きを手伝わなかったので、お父ちゃんにすごく怒られて。
#それが一人暮らしを決定づける発端だったりしたんだけどね(;^_^A
もう家を出たので、柿剥きの為に呼ばれたりしないよね、なんて思ってた。
それが。芝居を観て久しぶりに家に買ってみると
なんと、両親が柿の山に埋もれている…(゜ロ゜;)
今日はもしかして、毎年恒例の、柿剥きなわけっ!?
Σ( ̄□ ̄;)ガーン…なんで、今日なわけぇ?…今年は100個でした(;´д`)
ということで、お母ちゃんと二人せっせと柿を剥き、
アニキは柿を吊すためのヒモをつくり、
お父ちゃんは柿を熱湯消毒した後、せっせと二階のベランダに運んで。
家に帰ったのは21時過ぎ。終わったのは24時過ぎ…手が、手が痛い(≧д≦)
そんなに頑張って作る干し柿なんだけど、ほとんどが会社のお客さんにあげちゃう。
私も実は食べたこと、ないんだよね(〃’∇’〃)ゝ
…今年は、もらって食べてみようかなぁ。
MONOの『西高東低の鼻を嘆く』を観にいく。
場所はアートコンプレックス1928。
河原町行きの特急は京都へ紅葉狩り(?)に行く人たちで満員。
早めに河原町に出て、早めの夕食をとるべく、寺町詩の小路にあるカフェへ。
その後、服屋さんを物色して、劇場前の服屋さんで思わずパンツをゲット♪(= ̄∇ ̄=)
なかなか履き心地の良い、チェック柄のストレッチブーツカット。
裾上げは自分でしないとね…取りに来れないしさ(;^_^A
アートコンプレックス1928は小さい劇場なので
MONO程度の劇団が使うには狭すぎないかなぁと思っていたのだけど、
思いもかけず、みごとに階段状の全席指定の客席が出来上がってた。すげぇ( ̄。 ̄)
芝居はというと、前に観たMONOみたいな日常的な生活、というかんじじゃなくて
なんだか哲学的なカンジ。でも、あいかわらず妙におかしみがあるかんじ。
自分の存在意義とか、自主性とか、そんなことを考えるんだけど、妙におかしい。
変な歌をくりかえし歌ったりするので、頭に残っちゃって、グルグル回る(≧д≦)
芝居は65分程度、短めで、登場人物も5人。
セットもシンプルで、元々劇場が持つモダンな内装をそのまま生かした造りで。
面白かったんだけど、ちょっと物足りないカンジかなぁ。
でも、楽しかったから、ま、いいか。