整理番号もそれほど遅くなかったので、見事一番前の席をゲット。
最近のお気に入りは一番前の席だったりするんよね。
大きな劇場は全体が見えないとか思うこともあるけど、
小さい劇場は一番前が一番臨場感があって見やすいんだよ。
しかも、舞台中央がちょっと高くなってたし、よけい見やすかった。
“中野金属荘”という会社の寮(みたいなもの)が舞台。
布団が敷かれた狭い散らかった部屋に二人の男。
ぼやっとした空間のなか、いったい今がいつなのか分からない。
そこへやってくるいろんな人々。
宅配ピザの人だったり、デリヘルの人だったり、彼女や同僚も。
高校生のときのクラブだったり、彼女とのひとときだったり、
いろんな時間が行ったり来たりして、今がいつなのかわからなくなる。
これらがぐるぐる、ぐちゃぐちゃまじわって、
さらには、そこにあこがれていた(?)金魚まで出てきたりして、
なんだか子供のときの幻想と、大人の事情がいりまじって、
もう、なんともいえないぐにゃぐにゃした空間になっていた。
なんとなく絡まった紐がほどけていくような、
だけど結局からまったまま、よけいにほどけなくなったような。
取り壊されるという中野金属荘のこれからもわからないまま、
なんだかぽーんと放り出されて、舞台は終わった感じ。
先の見えない不安と、世の中から取り残されるような不安。
そういうのも全部ぐちゃぐちゃにして、ぐしゃっと丸められた感じ。
なんともいえない、不思議な舞台だったなぁ。
家に帰ってしばらくすると、E嬢も稽古から帰ってきたので、
二人して近所のスパ銭へ。
やったぁ!!!!(≧∇≦)あしたっからなっつやっすみっぃぃぃ!
という変なテンションの私に付き合わされるE嬢・・・ごめんよ(^_^;)
お風呂でぐだぐだあたたまって、気分もすっかりリフレッシュ!
帰りにお酒をちょっと買って、家で飲みつつだらだらしゃべった。
うーん、いいよねー、一番楽しいかも、休前日。
さ、あっそぶぞぉ、リフレッシュするぞぉ、ぐだぐだするぞぉ!
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