soul of souls

いろんな要素

土曜日, 14. 3月 2009 von charlie

この間、ふらふらとネットを見ていて、
ラックシステムの公演があったのを見つけた。
・・・そういえば、このチラシ、どっかの公演で見たよ・・・。
ラックシステムといえば、わかぎゑふが主宰する劇団。
大阪のちょっと古い時代を描く、レトロな芝居が持ち味の団体だ。
“お”が付くシリーズで、「お正月」とか「お見合い」とか。
私は、「お正月」と「お見合い」と「お祝い」と「お願い」を観た。
個人的には、今まで観た中では、「お正月」がお気に入りだけど、
ストーリー的には、「お祝い」も結構いい話だった。

で、今回は久しぶりの新作、「お弔い」だった。
・・・なんか、今世間をにぎわしてる「おくりびと」っぽいのかと思ったけど、
全然違う話で、まぁまぁ面白かった。
とある女性が交通事故で亡くなったので、
身寄りのないその女性の部屋を片付けにやってくる。
片付けにきたのは、女性が勤めていた会社の社員と大学生。
といっても、二人ともその女性とは面識がないのだ。
たいした遺品もなく、ただの寂しいオバサンの一人暮らしかと思っていたら、
狭い部屋の一角に隠し部屋が見つかって、
その部屋には、戦前の中国のスターで、戦後、失踪してしまっている女優の、
衣装や写真がどっさりと飾られていたのだ。
・・・その死んだ女性と、失踪している女優の関係はなんなのか、
それとも、その死んだ女性が、失踪していた女優だったのか・・・。
そんな憶測が飛び交っていく、ストーリーだった。

・・・なんだか、”嫌われ松子の一生”と、”李香蘭”を足して2で割ったかんじ。
いろんな要素が混じり合ってるカンジだね。
みんな、すごくいい役者さんたちで、もちろんうまいし、話も悪くないんだけど、
なんだか、よく見たような話という感覚がちょっとぬぐえなかったなぁ。
時代は、戦後10年目の、昭和30年頃で。
まだ大人たちにも子供たちにも、戦争の記憶が残っている時代。
戦争の記憶を持ちながら、戦後生きている人たちの話だ。
リアリティがないワケじゃないけど、ちょっと弱いカンジがしたかな。

でもまあ、面白かったから、満足した。うん。

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あいかわらず、カッコイイ正面だ。祝!芸術監督就任!これからいっぱいきてくれるかなー。いま、満開なのは大きいツツジ!白に、濃いピンク、淡いピンク。ハチも大忙し。毎年恒例の天神さーん。真っ赤。霧島ツツジはもうそろそろ終わりかなー。今さらだけど、関帝廟の門!めっちゃいい天気やったから、青空に映えるわー。シープリンセスだって!ビルみてぇ!海鮮おこげ!

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