芝居は、新作の『贋作者』。
しかも今年は千年王國は10周年だという。なかなか気合いの入ったカンジ。
舞台を観てみると、真っ赤な格子枠に皿やいろいろな小物がはめ込まれた
ちょっと新感線らしくもあり、この間見た維新派らしくもある美術。
それがグルグル回って転換する。このあたりが新感線ぽいのかな。
千年王國はビジュアルがきれい。かっこいい。
今回も気合いの入った美術で、あいかわらずビジュアルがカッコよかった。
ストーリーも、最初のほうは何を言ってるか聞きづらかったけれど、
話が中盤にはいっていくに従って、だんだんストーリーが立ってくる。
やっぱり橋口さんのストーリーは骨太だなぁ。
そして、私は村上さんが好きなのだ。すごくウマイのだけど、面白いの!
カッコイイ役者さんだ。もちろん榮田さんも好きだ。きれいだよねー。
なかなかカッコイイ、面白い芝居だった。
いつもだけど、この劇団を観ると、純粋にファンになっちゃう。
帰りに台本を買って、また橋口さんに名前を書いてもらったサインをもらう。
じっくり本を読みたい作品だね。
最初のほう、よくわかんないまま過ぎちゃったからさ。
千年王國を大阪で観るって、何だか不思議。
もちろん、初めて千年王國に出会ったのは東京だし、
前回の大阪初上陸も観たし、念願の札幌でも1回観た。
今回も大阪で観たわけだから、回数的には大阪で観たほうが多いのに、
札幌の劇団だー、と思っているからか、大阪で観ることが不思議なかんじ。
でもやっぱりなんだか札幌で観たい気がする劇団だ。
・・・なかなか行けない場所だけどね。
せめて東京だったら行きやすいのになぁとも思う。
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