ずっと行くかどうか悩んでた維新派の舞台。
でも、”<彼>と旅をする20世紀三部作”の、1作目を観てるんだから、
今回の2作目を観ない・・・なんて考えられない!と思いたった。
しかも、今回は琵琶湖の水上に舞台を作るという。まさに”維新派”な野外舞台だ。
こんな舞台を観ないなんて、絶対後悔する!
と思って、あわててネットでチケットを探してみたら、今日か明日しかチケットはなかった。
明日はキックオフMTGだから絶対無理だし、今日ならいける!ツイてる!
ということで、ネットで急遽チケットを予約して、観にいった。
会場の最寄り駅は、JR北陸線(北陸線だよ・・・)の田村駅。
京都から直接乗り換えなしで行くには、長浜行の新快速がちょうどいいけど、
さすがにそんな都合のいい新快速はバンバン走ってないわけで。
家でのんびりしていたら、結局ギリギリの新快速になってしまった。
18時半過ぎに駅に着いたけど、案内にあるみたいに徒歩5分なんて距離じゃないぞぉ。
大きな通りまで出たら、琵琶湖畔の林の間から、屋台村の明かり遠くに見えた。
とりあえず、チケットの引き換えをするためには18:45までに行かないといけないから、
結構必死で歩いて、ちょっと小走りしながら会場に着いた。
きたぞ、きたぞー(≧∇≦)
これぞ、維新派!っていうかんじだ!
この間のウルトラマーケットも悪くなかったけど、やっぱり維新派はこうじゃないと!
維新派 <彼>と旅をする20世紀三部作 『呼吸機械』
あいかわらず、会場は板が貼られただけの階段状の客席。
入口で、キャンプ用のウレタンシートを小さく切ったものを渡される。
ウレタンシートといっても、薄さは1センチ以下だからねぇ。
でも、以前のパンチだけよりはましかな・・・。
舞台側は真っ暗で何も見えないけど、遠くに対岸の明かりが見えるから、
ほんとうに琵琶湖が直接見えるんだろう。
本番開始と同時に客電が消えると、一気に会場が明るく感じる。
琵琶湖との境目も見えて、一気に空が見えた。
舞台は、こりゃまたすごかった!
壮大な装置に、琵琶湖との一体感!水にもザバザバ入るし。
琵琶湖に照明を向けるだけで、琵琶湖全部が舞台装置になってしまう。
これぞ、維新派!これぞ、野外舞台!も、ほんとにすごかった!
ストーリー的には、戦争下の子どもたちが主役だから、ちょっと切なかったかなぁ。
私としては、前回の話のほうがドラマティックで好きだけどね。
それに、今回ももちろん<彼>は登場していて、意外にフットワークが軽かった。
やっぱりこの壮大な装置には、前回同様<彼>が映える。
ラストに向けての盛り上がり方がまたすごかった。
“水”を効果的に使って、水上舞台ならではな演出が満載だった。
ほんと、面白かった!観に来てよかった!v(≧∇≦)v
舞台は2時間、休憩なし。
隣の人が途中でおでんを買いに行ったりして、気が散った・・・。
舞台始まったとたん写真撮ってたし。いや、あかんやろ、それは。
観終わった時は、さすがにお尻は痛いし、腰は固まるし。
さすがに腰は、ちょっとずつ動かしてはいたけど、
観終わった後、立ち上がると足の付け根が痛くて・・・Σ(≧◇≦)
しばらくヒコヒコ歩いちゃったよ・・・。
維新派はこれさえなければ文句ないんだけどなぁ(;^_^A