soul of souls

懐かしいかも

土曜日, 10. 12月 2005 von charlie

今日は精華小劇場へくじら企画さんのお手伝いに行く。
精華小劇場へは芝居を観に来たことが一度あるだけ。
かつてのOMSにとても雰囲気が似ていて、なんとなく好きな劇場なんだよね。
楽屋が劇場の下にあって、ここが元学校だったんだなぁとちょっと感じる雰囲気。
何となく趣のある木のドアだったりして、不思議な空間。

受付は久しぶりのブースを担当。お金を扱う部署はドキドキ(≧д≦)
無事、2回の本番を誤差なしで、乗り切れてホッとひと安心( ´o`)。

くじら企画さんを観せてもらったのは初めてだったのだけど
やはり皆さんがどっしりしていて安定感のある芝居をされていて。
「保険金殺人」という重いテーマを扱っているからか
すごく辛いストーリーだったけれど、
そういう辛いストーリーにありがちな変なクサさとか、
テーマの押しつけみたいな感覚とか、そんなモノはなくて。
普通の人が追い詰められていってしまう、ふとしたきっかけみたいなものが
重すぎないカンジで描かれていて、淡々としたドキュメントっぽいカンジ。
役者さんやスタッフさんみんなが、ドシッと落ち着いていて、安定感があって。
長く芝居を続けて行っている人たちならではの、安定感。楽しい現場でした。
また呼んでくれるかなぁ…(〃’∇’〃)ゝ

その公演に出演されていた役者さんで、久しぶりに会った役者さんがいた。
12年前…私が高校卒業直前の頃、初めて劇団に入ったときにその劇団にいた人。
私はそのころバリバリの高校演劇少女(?)で、いわゆる”井の中の蛙”状態。
“ぺーぺーの小さな劇団じゃなくて、ちゃんとした有名な劇団に入りたい”
なんて思ってて(; ̄ー ̄A…入ってみたら、私が役立たずのぺーぺーでした。
結局3ヶ月しかいなかったのだけど、ものすごく山盛りのことを教わった。
劇団のシステム、舞台が出来上がるまで、稽古の進め方や、芝居に対する姿勢…
今の私があるのは、あの3ヶ月があったからこそだと確実に言い切れる。
私の芝居知識は、あの3ヶ月に教わったことがほとんどなんだよね。

その劇団にいた役者さんが、今日の芝居に出演されてた。
私も実はすっかり忘れていたのだけど、とある人づてで名前を思い出して。
雰囲気や、芝居をされているところを観たら、ちょっとづつ思い出してきたんだよね。
一緒に舞台に立った思い出とか、発声練習や筋トレを教えてもらったこととか。
それで、その役者さんに聞いてみたけど…覚えてなさそう(;^_^A
さすがに12年も前に、3ヶ月だけしかいなかった高校生の劇団員なんて覚えてないか。

でも、その頃の自分をちょっと思い出して、なんだかすごく懐かしい。
がむしゃらに芝居をしていた頃。舞台も役者も芝居もホントに好きだった。
今でも舞台は好きだけど、なんとなくハスに構えるようになった気がするなぁ。
“初心忘れるべからず”だね。

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あいかわらず、カッコイイ正面だ。祝!芸術監督就任!これからいっぱいきてくれるかなー。いま、満開なのは大きいツツジ!白に、濃いピンク、淡いピンク。ハチも大忙し。毎年恒例の天神さーん。真っ赤。霧島ツツジはもうそろそろ終わりかなー。今さらだけど、関帝廟の門!めっちゃいい天気やったから、青空に映えるわー。シープリンセスだって!ビルみてぇ!海鮮おこげ!

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