MONO『床下のほら吹き男』を観に行った。
私は劇団の本拠地での公演を観るのがスキだ。
今回のMONOの公演は大阪でもやっているのだけど、
MONOはやっぱり京都で観たい!
ということで、2日間しかやってない京都公演のチケットを取った。
場所は府立文化芸術会館。
私はこの会館もスキなのだ。
京都の劇団に入っていた頃、この劇場に立たせてもらったこともある。
もちろん、他にもいろんな舞台を観た。
それに、ちょっとレトロな雰囲気もスキ。
15時開演だったので、一緒に行く劇団員M嬢と昼過ぎに集まって、
ちょっとウロウロしてから劇場に向かった。
朝、劇場に行く劇団員を送り出した後、
掃除・洗濯をして、昼過ぎに家を出た。
今日は、友達A嬢と一緒に文楽を観に行くことになってた。初文楽~。
その友達とは、S嬢の結婚式で初めて会って、とてもカワイイ子で!
すぐにうちとけちゃって、しかも、仕事先がなんとウチの実家の近く!
そんなこともあって、一度ゆっくり遊びに行こうね!って約束してた。
そのA嬢から、12月ぐらいに、”文楽いかない~?”って誘われたのだ。
文楽とか能とか歌舞伎とかバレエとか、古典というか王道が観たかった。
もう、おもいもかけないお誘いで、即OK!是非行きたい!って返事した。
# こんな反応が返ってくるとは思ってなかったみたいだけど。
ちょうど、1月3日から始まる新春公演のチケットを取ってくれた。
いつも近くは通っていたけど入ったことのなかった国立文楽劇場。
待ち合わせして、初めて中に入る。
ロビーには裏千家のお茶席があったり、着物姿の人をよく見かける。
さすが!(≧∇≦)小劇場や商業演劇にはナイ雰囲気だね・・・。
A嬢の案内で、開場までの間、ロビー横にある資料室を見学。
人形があったり、床本(いわゆる台本)があったり、三味線があったり。
淡路島で見た人形より、ココの人形のほうが顔が小さい。
# そういえば、淡路島の浄瑠璃館で見たときに、比較されてたなぁ。
15時40分ぐらいに開場。
ホールに入ったら意外に小さいけど、横広ってかんじかな。
11列目だったから、ちょうど良いかと思ったら、
公演が始まると、ちょっとばかし遠い・・・。
そか、人間の大きさじゃなくて、文楽人形の大きさだから、ちと遠いんだ。
もうちょっと近かったら、もっと仕草だの表情だのが見れたんだけど。
舞台の上側に字幕がでる。
義太夫が歌っている歌詞は、初体験で全然わからなかったけど、
字幕を見てると、人形が見れなくて。
人形を見てると、仕草だの、表情が細かくて、ものすごくクギヅケになる。
・・・となると、歌詞がわからんわけで。
あっち見てこっち見て・・・さらに、義太夫の節のスピードに慣れなくて、
ちょっと、たまに、オチてしまいました・・・がんばったんだけど(;^_^A
いのうえ歌舞伎・壊『蜉蝣峠』のチケット先行予約が来ていた。
郵便振替で、1月7日消印までに申し込めば、チケットが取れる。
もっと早く申し込もうと思っていたのだけど、
郵便局がちと離れてるので、じゃまくさくて・・・。
気づいたら今日が閉めきりだった; ̄ロ ̄)!!
郵便局の貯金系窓口って、めったやたらに混んでて、
昼休み中に間に合わないことが前にもあったので、
昨日のウチに、振込用紙だけゲットして、家で内容を記入しておいた。
で、今日、昼休みに郵便局へ向かった。
前は、船場郵便局に行ってたんだけど、船場郵便局ってめちゃ混んでる。
だから、今回は、東郵便局に行ってみた。距離的には同じくらいかな。
振込用紙を手に、じーっと順番を待ちながら本を読んでいたら、
係員さんに、”この振込用紙なら、ATMで自動処理できますよ”
と声をかけられる。
Σ(‘◇’*)エェッ!?・・・そやったっけぇ!(;^_^A
で、ATMで指示されるがままに処理をしたら、普通にできた。
・・・なんだ、そうだったんだぁ。今まで並んでいたのは何だったんだ・・・。
# ウルフルズとかの振込も、コレなら待たなくていいじゃん。
さ、これで振込もできたので、チケット取れると良いなぁ!
舞台の希望日時は、第1希望から第3希望まで書かなきゃいけなくて、
しかも、土日ばかりを選ぶことができない。
土日を第1希望に入れたら、残りの第2・第3希望は平日にしなきゃいけない。
平日だと、夜公演は18時から開演だし、仕事休まないといけないんだよね。
すごいでかい舞台だから、いろいろと制限がすごいわ・・・。
ま、そうなったら、休む気まんまんだけどさ( ̄ー ̄)ニヤリッ
できたら、第1希望が通ってくれると良いなぁ。
ずっと観たかった映画を観に梅田へ。
『天国はまだ遠く』
映画の予告だったか、何かを見たときに、
「なんか、ミョーに知ってる話やなぁ・・・どっかで読んだっけ?」
と思ってて、実家に帰ったときに本棚を見ると、原作本があるじゃん!
ずいぶん前に、ハードカバーの本を買っちゃってたみたいだ。
すっかり忘れてた(;^_^A
で、この間実家に帰ったときに、一気読みしちゃったのだ。
それ以来、この映画は観にいこう!と思ってた。
ところが、なかなか行けなくて、気づいたらあまりやってなくて。
パークスでもやってたはずなのに、今は上映時間がなんと昼。
見に行けないじゃん!・・・と思って、探していたら梅田で夜上映していた。
19時からだから、仕事終わりでも間に合わないワケじゃないけど、
ギリギリになりそうだし、不安だから、今日観に来たのだ。
原作とはちょっと違う話だけれど、
加藤ローサがかわいい!(≧∇≦)
なんだか、原作の主人公と、そんなにかけ離れてないかんじで、いい。
チュートリアルの徳井くんも、むっちゃ自然体で、ぬぼーっとしたかんじが、いい。
原作はもっともっさりしてて、ガタイもでかそうなかんじなんだけど、
徳井くんは、ぬぼーっとしたかんじが、いい。うん、かっこいいんですよ。
演技も心配してたほど下手じゃなくて、自然体。似合ってる。
# 相方の福田君は、めっちゃ棒読みやったけど・・・(;^_^A
アトリエ劇研まで芝居を観に来た。
観たのは、壁ノ花団『アルカリ』。
MONOの水沼健さんが主宰の劇団だ。
結構面白い・・・というか、すごく不思議な話を書くので、なんかスキなのだ。
抽象的で難しくて、意味なんてわからないこともあるんだけど、面白い。
ひょうひょうとしていて、面白い。
前回観てからファンになったのよね。
前回も出てた内田淳子さんと、金替康博さんがいいカンジ。
やっぱりこの二人はうまいなぁ~と思った。
もちろん、亀井妙子さんもF.ジャパンさんも、それぞれにばっちりなポジション。
適材適所だなぁ・・・とすっごく感じた。
抽象的な話だと、登場人物の存在や人間像がすごく難しい感じがするのだけど、
みんな複雑な人間像がしっかりしていて、それぞれがうまい具合にかみ合ってる。
なんだかすごく調和している不思議な感じがした。
あー、おもしろかったー!
後輩F嬢の劇団の顔合わせがあるというので、行ってきた。
後輩F嬢の劇団の次の公演は来年の2月。
前回、一人でガッツリ担当してスゴクしんどかったので、
今回は、別の制作さんと二人で分担することになってるから、ちょっとラクだ。
主に、私が担当するのはダイレクトメールと、ホームページ。
あとは、一般的顧客さんからのチケット予約受付全般。
今回の話も座長さんが書く新作で、結構面白そうな話だし、
役者さんも、おなじみの人から新しい人まで、精鋭そろいってカンジ。
初めて会う方もいたけど、なかなか面白くなりそうだ。
ココの座長さんが書く話は、結構社会派な話で、難しい面もあるけど、
すごく見応えがあって、面白いのだ。
その分、受付まわりでもなんでも、”空間づくり”に気を遣うけれど、
私の好きなようにさせてもらえてるので、これもまた楽しい。
ただ、公演期間が1週間弱あるので、全部仕事を休むわけにはいかない。
ガッツリからんでると、仕事と制作の両立でへろへろになるので、
ちょっと今回は甘えてみました。その分、ちょっと気が楽だぁ~。
自分の劇団はしばらく休止状態だから、
どんどん、制作としての感覚がなくなってきてるので、
そろそろちゃんとエンジンかけないと、仕事がはかどらない。
病気モードも終了にして、ムリのない程度にやらなきゃね!
早めにエンジンかけて、徐行から始めよう。
昨日に引き続いて、今日も映画を観に行った。
『ブタがいた教室』
妻夫木くんです。さらに、主題歌はトータス松本だ。
邦画スキな私としては、とても観たい映画だったのよね。妻夫木君スキだし♪
ブタを飼育して、大きくなったら食べようということで、
ペットのように名前を付けて、ブタを育て始める子供たちだけど、
最後は食べるのか、食べないのか、それを真剣に討論する。
そりゃ、答えなんて出ないよ・・・。どれが正解で間違いかなんて、ない。
ペットのように可愛がったブタを食べられない、のもわかるし、
食べるために存在しているなら食べてあげないとだめだ、というのもわかる。
オトナなら、そこはウマイ具合に折り合いをつけるのかもしれない。
子供たちは真剣だし、純粋だ。まっすぐぶつかっていくのだ。
どうするのか、どうなるのか。そして答えを決めたなら、それに従うしかないのだ。
子供たちが、涙を流しながら真剣に討論する姿に、こっちももらい泣きですわ。
“命をいただく”というのがどういうことなのか、なんて、
言葉でも社会人としてもわかっているけど、実際に”実感”したことなんてナイのだ。
昔は、にわとりだって牛だって、家で飼って、家でさばいて食べた、
なんてお母ちゃんやお父ちゃんに聞いたことがあるけど、
イマドキの私たちには、そういうことはない。切られた肉が売られているのをみるだけ。
だから、こういうことを考えられる機会なんて、ないのよね。
いやー、面白い映画だった。うん。面白かった。
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