soul of souls

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ただ、楽屋が2Fにあるんだけど、
2Fにはトイレも台所もなくて、
わざわざ1Fの劇場までいかないといけないのがじゃまくさい。
ちょっと手を洗うのもおっくうになっちゃう( ≧Д≦ )
ま、ぼちぼち慣れるしかないかな。

ぼちぼち仕事して、片付けて、準備して。
だいたい考えていた通りの仕事はほぼできた。
そして夕方すぎには仕事がなくなって暇になる。
そしてふと気づいたら、これからゲネプロをする予定だった。
あ、そっか、ゲネプロ、観ればいーじゃん！(≧∇≦)

今回、受付スタッフが少なかったから、
本番を見ることはできないだろうと覚悟していたけれど、
なんだか、今回の舞台はすごく観たかったなぁ、と思ってた。
ゲネプロなら照明も音響も衣装も本番通りだからさ、
絶好のタイミングじゃまいか！(￣ー￣)ニヤリッ
いままで受付のチーフをいくつか受けてきていたけれど、
ゲネプロって、だいたい本番初日の午前中にやることが多い。
本番初日の午前中なんて、たいてい準備していて見れないのだ。
だけど、仕込み日にゲネプロをしてもらえると、
ちゃんとゆっくり観られるんだよね～。やったぁ！

そして、最初から最後までがっつりゲネプロを観た。
なかなか面白かったよ！失敗したりしてたけどね(￣▽￣)
なんだろう、今回の現場はなんだかアットホームで気軽なかんじ。
こういう雰囲気になるんだな、今回の公演は。

劇団さんの雰囲気って、どこも違うし、一つとして同じものはない。
同じ劇団でも芝居によって全然違ったりもするし。
あまり意識したことはないけれど、公演の雰囲気に合わせるように、
当日の制作周りは意識したほうがいいんだよね、たぶん。
だって、お客様がまず出会うのは、受付なんだもの。
# いつも意識しろよ、ってカンジだけど(;´Д`A “`
今回は、ポップでキュートでアットホームなかんじなので、
そんな雰囲気でできたらいいなぁ。
さ、明日はいよいよ本番だ。

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K嬢は、ちょうど日本橋近くの劇場で本番中だった。
“今日は少し早めに終われる”というK嬢と、22時頃に日本橋で会った。
とりあえず目の前にある居酒屋に入って、早速打ち合わせ。
かなり細かいところまでいろいろ教えてくれて、
コツだけでなく、注意事項とかもしっかり伝授してくれた！
# ちょっと前に使ったばかりだったらしいのだけど(￣ー￣)ニヤリッ
やっぱり同じ制作仲間だけあって、ドンピシャなアドバイスだった。
あー、これで、ちょっと気分が楽になった。落ち着いたわ。
あとは、注意事項を忘れないようにして、
私がテンパらずに公演を回せるか、というところかな(;´Д`A “`

さ、小屋入りまであと2日だ。
まだやらなければならない作業が残ってるから、
明日と明後日は最終のツメをしないとね。
・・・ヨガに行きたかったけど、今週は無理そうだなぁ。
来週はガッツリ通うことにして、今週は我慢するか。
ここ数日はPC作業も多くて、寝不足でもあるから、
なんだか体がガッチガチな感じがする。
あー、体伸ばして、汗ダクダクかいてすっきりしたいよ。

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まずは、搬入する制作荷物の確認と整理をするために、
制作荷物を入れてるビニール製トランクをあける。
ずっと制作荷物を入れてるビニール製トランクがもうボロボロだ。
ファスナーは片方が割れたり、なくなったりしてるんだよね。
・・・ま、結構安いトランクだったんだけど、
ビニール製なので、ちょっとぐらいでこぼこしても入るんだよ。
硬いスーツケースならこうはいかないもんね。
服なら柔らかいから圧縮できるけど、
制作荷物は文具がほとんどだから硬くて圧縮できない。
といって、パズルのようにきれいに真平らになることもない。
となると、ある程度”入れ物”側に柔軟性が必要なんだよね。
このトランクは、安い割にかなり使えるトランクなのだ。
だけど、安さ故にファスナーが割れまくってるんだよね。
・・・ま、なんとかファスナーを閉じることはできるので、使えるけど。

おまけに、何かがこぼれたシミがどーっと染みてる。
いい加減買い換えたいんだけど、
めったに出動しないトランクだから、ついつい後回しになっちゃう。
この本番が終わったら、ちょっとトランク、見に行ってみようかな。

荷物が整理できた後は、PC作業をガッツリ。
当日の書類一式をきれいに作成して、この間買ったプリンタで印刷。
そのあとは、パンフレットの原稿を作った。
・・・といっても、書かなきゃいけないコメントとかイラストが
まだ手に入ってないので、完成させることはできないんだけど、
コメントやイラストが入るだけ、という状態にしておけば、
後がかなり楽になるもんね。
木曜日の稽古で最終確認をしてもらわないといけないから、
水曜日の夜には完成させなければダメだわ。
あー、焦る。焦る。もう日にちがないよう(≧д≦)
でも、なんとか形はできたし、自分も気に入ったものができたので、
明日の稽古で一旦見てもらおう。気に入ってくれたらいいなぁ。

そんなこんなでちょっと今日は頑張った。
気づいたら2時半だった。
昨日に引き続いて今日もえらく遅くなったなぁ。
ま、今週頑張れば終わるんだし、ちょっと踏ん張るか。

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ヨガ後は、またビックカメラへ。
今日の目的は、スマートフォンだ。
ずっと欲しくてたまらなかったスマートフォンを買うことにしたのだ。

今までスマホに替えなかった理由が2つある。
一つは、おサイフケータイ機能がなかったから。
おサイフケータイをガッツリ使ってる私にとっては、
おサイフケータイがないのはすごくじゃまくさいことなのだ。
もちろん、だいぶ前からおサイフケータイ対応のスマホはあったけど、
もう一つの外せない条件があったから、替えなかった。
それは、モバイルSuicaに対応すること、だった。

もちろん、普段はPiTaPa利用者だから、モバイルSuicaは使わない。
だから解約したらいいんじゃないかといえば、確かにそうなのだけど、
モバイルSuicaにはEX-ICも入っていて、新幹線利用が便利なのだ。
若干割引も効くしさ。
たまに東京にも行くから、便利なモバイルSuicaは残しておきたかった。

そして、念願だったモバイルSuicaのスマホ対応が昨日から始まった！
やった！これで問題はクリアしたよ！
さらに、今持ってる携帯の分割払いもちょうど終了したしね。
よし！スマホに機種変だぁ！(≧∇≦)

買ったスマホは、AQUOS PHONE SH-12C。
最後までXperia acro SO-02Cと迷っていたのだけど、
SonyはH/Wやソフトウェアが弱そうな気がしたので、SHARPに賭けた。
携帯とスマホは本当に形式が全く違うので、
電話帳の移行も、ICカードやポイントカードの移行も、
すべて自分でやらないといけなかった。
ま、赤外線通信対応なので、電話帳は全件送信ですぐ転送できたけど。

ICカードやポイントカード、有料コンテンツの移行は、
今までの携帯でも手続きをしないといけなかったので、
FOMAカードを携帯とスマホに入れ替えしながら作業をしなきゃいけない。
・・・これがもう、結構めんどうくさい・・・。
なんとか、ICカードとポイントカードは移行ができて、一段落。
あとは、アプリをダウンロードしたり、設定したりしてひたすらいじる。
スマホをいじってたら、時間がいくらあっても足りないよぉ。
これは、ほんとうにいいおもちゃだよ。
やったぁ！とうとうスマホをゲットしたどー！v(≧∇≦)v

夕方、来週本番の劇団さんの稽古にちょっとだけ顔を出して、
23時半頃に帰ってきて、またひたすらスマホをいじる。
ふと思いたって、ピクチャの移行をしようと思ったんだけど、
ピクチャを認識するのにFOMAカードがいるんだよね・・・。
ネットに繋ぐためにFOMAカードがいる、というのはわかるんだけど、
ピクチャ認識に、なんでFOMAカードがいるんだろう・・・。
携帯もスマホも、おなじMicroSDカードにデータを貯めてるのに、
うまく認識しなくて、結局赤外線で送信して移行してみた。
だけど、デコメピクチャなんてめっちゃいっぱいあるし、
赤外線送信でひとつひとつ送信してたらきりがなくて。
きりがないからやめられなくて、気づいたら、夜中3時半だった。
ぎゃー・・・Σ(ﾟдﾟlll) 明日からまた仕事なのに！
しかも、本番週にはいっちゃっうから、家での作業も山積みなのに！
今週は、もう、家ではスマホをいじらないようにしよう。
そうしないと、寝る時間がどんどんなくなってしまう。

ピクチャの移行は、公演が終わってから、
改めてPCを経由して、データをやり取りしよう。
きっとそのほうが整理できてやりやすいだろう。

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今日の演目は、『心中宵庚申』（しんじゅうよいごうしん）。
“心中”、といえば、近松門左衛門だよね！
この話も、近松門左衛門の作品で、実話をもとにして書かれた話らしい。

八百屋の養子となった元武士の半兵衛と嫁のお千代。
だけど、姑がお千代を嫌っていて、半兵衛が留守の間に追い出しちゃう。
そんなことを知らずに嫁実家を尋ねた半兵衛が驚くんだけど、
嫁実家の人たちは、半兵衛が追い出したと思ってて、
半兵衛を放置して、勝手に話したりしてるの。
嫁実家の人たちの話を聞いて訳がわかった半兵衛は、
お千代を連れて家に帰るんだけど、
姑が”嫁と離縁しないなら死ぬよ！”なんていって離縁を迫る。
養子として育ててもらった母の頼みを断れない半兵衛は、
一応お千代を離縁するのだけど、夜、家を抜け出し、
お千代と二人で生玉神社へ行って、心中する、という話。

そりゃね、育ててもらった恩もあるけど、どう見ても姑があかんやん。
なのに、”姑のせい”と世間に思われないように自分を悪者にしようとする。
いままでもいろんな心中や殺しの舞台を見てきたけど、
文楽の世界では、親に対する絶対的な尊敬みたいなものがある気がする。
夏祭浪花鑑でも、どんな悪い親でも我慢しつづけるしね。
悪い・良い、よりも、親への恩（孝行）が大事、という感覚なんだろう。
現代とは優先順位が違うんだろうなぁ。
現代だったら、親だろうが何だろうが、悪いもんは悪い、ってなるもん。

でもさ、心中する覚悟があるなら、家を出ればいいと思うんだよね。
だって、心中するんだから結局は家も親も捨てるじゃないか。
わざわざ死ななくても、どっか遠くへ駆け落ちすればいいんじゃない？
ま、江戸時代って、確か、戸籍というか、住んでるところを動けない、
という縛りみたいなものがあったらしいので、難しいかもしれないけど、
誰一人駆け落ちしなかったわけじゃないだろうしね。
・・・なんて、芝居後に女子3人で感想を述べ合ってた。
一緒に見たYさん（♂）は、”それ言ったらあかんわ”って言ってたけど、
女子3人は、同じ感想だった(￣ー￣)ニヤリッ

そういえば、セリフで”今日は宵庚申”だからちょうどいい”
みたいな会話がされていた。
心中する日が宵庚申なので、都合がいいということのようなのだけど、
宵庚申って、なんだ？と思って調べてみたら、
庚申の日は、”庚申信仰“に基づくお祭りの日なんだそうだ。
庚申の日の夜は、寝ないで神仏を祀って、慎ましく過ごすんだって。
江戸時代に一番栄えた信仰の一つだったらしい。
・・・なるほろ。
夜遅くてもみんな神社仏閣にお参りに行ったりするから、
夜中にうろうろしててもバレにくい、ということなんだろう。
こういうのを知ると、昔は神仏がもっと近くにあったんだなぁ、と思うわ。
なんとなくだけど、純粋でシンプルなカンジがするなぁ。

ちなみに、ここ最近、ずっと江戸時代の市井モノばかり読んでるから、
頭がその環境に慣れてるみたいで、すっと話に入っていけた気がする。
特に今回の文楽は、世話物で近松門左衛門だったから、余計かな。
いやー、今回もなかなか面白かったわ。次も楽しみ。

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