soul of souls

違和感に気づいた

今日は定時まで仕事して、仕事終わりにダッシュで天満橋へ。
後輩F嬢の公演を見に来たのだ。場所はドーンセンター。
毎年この時期にやっている大阪女優の会だ。
前回まではずっと戦争に関する題目が多かったけれど、
今回は”非戦を叫ぶ演劇人の会”の「核・ヒバク・人間」だった。
戦争といえば戦争かもしれないけれど、内容は原発問題だ。


正直、原発問題についてはあまり詳しく知ろうとしなかった。
だって、どの情報が正しくて、どの情報が間違ってて、
どの情報が公平なのか、よくわからなかったから。
原発について声を上げることにも違和感があった気がする。
その違和感がなんなのか、この公演をみて、ふと気づいた。
いま、福島の人を含め、東北の人たちは原発事故によって、
たくさんの放射能を浴びていたり、危険な作業に従事していたり、
作物や商品が全く売れない、商売ができない状況だと思う。
そんな犠牲になってる(?)人達に対して、
ただ遠いところから”原発はいらない”と叫ぶだけで、
そういう人達の助けにはならないような気がしていたのだ。
この作品のある場面で、福島出身で東京に住んでいる人が、
“それよりも、目の前で血を流している福島を助けて!”
という気持ちになる、というようなセリフがあった。
そのセリフを聞いた時に、ふと自分が持ってた違和感に気づいた。
そうか・・・なんか、そういうことだったのかな・・・。

それに、どんな情報を知ればいいのかわからなかったけれど、
この作品には、ものすごい情報が詰まっていた。
いろんな専門家の話、公共団体の話、政治家の動き、
いままでしっかり見てこなかった私でも、わかりやすいぐらい。
・・・ただ、情報量がものすごく多い・・・。
作品をみてたら、どんどん入ってくる情報でパンクしそう・・・。
でも、それが現実なんだろうなぁ。
もっと、私もちゃんと確認して、理解しないといけないね。

今回もたくさんの俳優さんたちが出ていて、
さまざまな年齢層と、キャリアを持つ女優陣と、
男優陣が4~5名。この男優さんたちがほんと、うまいの!
みんなしっかりカラーのある人たちだったので、
原発推進派であっても、政治家であっても、
もちろん福島の人たちや、いろんな専門家の人たちでも、
結構難しい専門用語も話しながら、がっちり作られていたので、
見応えのある朗読劇だった。朗読劇というにはもったいないくらい。
濃厚で、パワーがあって、ドラマティックだった。

公演後は、後輩F嬢と一緒に帰ってきて、
家の近くのスーパー銭湯に行った。
ちょっと今日は蒸し暑かったからか、
気持よかったけど、あまり長く入れなかったわー(;´∀`)
帰りにコンビニでお酒とかを買い込み、
家で、後輩F嬢と飲みつつ、芝居の感想を言ったりして過ごした。
明日から週末だしねー!( ̄ー ̄)ニヤリ 金曜のよるはやっぱり嬉しいね。

あとで調べてみたら、台本HPで公開されてた。とりあえずチェック。

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Dieser Beitrag wurde am 金曜日, 17. 8月 2012 um 23:00 Uhr veröffentlicht und wurde unter der Kategorie Play abgelegt. Du kannst die Kommentare zu diesen Eintrag durch den RSS-Feed verfolgen. Du hast die Möglichkeit einen Kommentar zu hinterlassen.

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あいかわらず、カッコイイ正面だ。祝!芸術監督就任!これからいっぱいきてくれるかなー。いま、満開なのは大きいツツジ!白に、濃いピンク、淡いピンク。ハチも大忙し。毎年恒例の天神さーん。真っ赤。霧島ツツジはもうそろそろ終わりかなー。今さらだけど、関帝廟の門!めっちゃいい天気やったから、青空に映えるわー。シープリンセスだって!ビルみてぇ!海鮮おこげ!

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