夜は、後輩F嬢が出演する朗読劇を観に、東山青少年センターへ。
東山青少年センターって、京都で活動する劇団の稽古場になっていたり、
小さい劇場として公演に使われたりするのは知ってたんだけど、
実際に公演を観たことはなかった。
清水坂の近くにある総合庁舎の2Fにあって、
受付をすまして劇場にはいると、ちょっとした大練習室というカンジ。
床はフローリングで、平台を階段状にした上に椅子が置いてある。
20~30人ぐらいのキャパだった。
観に来たのは、大阪女優の会の『夕凪の街 桜の国』という朗読劇。
大阪女優の会って、毎年、こういう戦争系の話をこの時期にやっていた。
毎年後輩F嬢も参加していて、情報はもらっていたのだけど、
日程が合わずに、なかなかいけなかったのだ。
この話は、原作があるのは知ってたし、実はずっと気になってた。
去年はこの話の芝居をやっていたらしいのだけど、
いい話なので、今年は朗読劇でやろうということになったらしい。
しかも、いつもは大阪でしかしないのだけど、
今年は京都でも公演をすることになったようだった。
ちょうど、今日は少年王者館を観に来る予定だったので、
ついでに観に行こう!ってことで、やっと来れることになったのだった。
朗読劇だから、みんな本を読む。
だけど、そこは女優の会。いろんな劇団の、いろんな女優さんたちがいて、
みんなやっぱりすごく実力のある人たちばかりだった。
話も、すごくいい話で、なんだかすごく切ない、いい話だった。
いい話というか、なんだか、いろいろ考えさせられるような話だった。
原爆被害で肉親たちと死に別れるだけのストーリーじゃなくて、
そこから、残された人たちの苦しみだったり、
10年後にいきなり発症する病気だったり。
さらに数十年後にも続いていく、原爆被害者の子孫に対する差別だったり。
なんだかすごく切ない話だったけど、
それだけじゃなく、ちょっと暖かくなる話だった。
原作を読んでみたいなぁと、かなり思った。
朗読劇でも、なんだか情景がうかんで、すごく面白かった。
いやー、今日は2本とも、イイ芝居観たなぁー。
芝居を観た後、歩いていたら、六道まいりをやってて、
何だろうと思ってのぞきに行ったら、六道珍皇寺がすごくにぎわってる!
入った途端、高野槙をたくさん売ってて、すごく槙のいいにおいがする。
その近くには、きれいな薬師如来さんがいて、
鐘の音がひびく中、お線香のいいにおいが充満していて、すごく人が!
お詣りの手順、みたいなことが書かれていたのを読んでみると、
お盆のご先祖様を迎えるための儀式のようだ。
高野槙を買って、迎えの鐘を鳴らした後、
卒塔婆にご先祖様などの迎える方の戒名を書いて、
お線香でお浄めして、高野槙と共にお地蔵様にお預けするようだった。
へぇ!お迎えの儀式って、こんなことするんだなぁ!
知らなかったよー。
なんだか、こういう儀式って、すごくいい。なんだかすごく落ちつくね。
その後、木屋町へちょっと呑みに行った。
ずいぶん昔に一度だけ行ったことがあるBARへ。
はちみつ関係だったことと、入口の雰囲気だけしか覚えてなくて、
ちょっとウロウロしたけど、なんとか発見!(≧∇≦)
名前は、”はちみつ食堂”だった。
店にはいると、お客さんがいなかったので、
マスターとずっとしゃべりながら、2杯ほどカクテルを呑んで、帰ってきた。
いやー、すっげー面白いマスターだった( ̄ー ̄)ニヤリッ
壁をみると、アーティストのサインがあったりして、
他にも、何人か、ゲーノー人的な人たちと交流があるらしい。
あれ、そんな、有名な店だったんだ(;^_^A
でも、すごく面白いマスターで、めっちゃ盛り上がってしまったよ。
また、京都に行ったときは行こうかな。場所、だいたい覚えたし。
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