今日は午後半休を取って、京都まで芝居を見に行く予定だった。
京都に芝居を見に行く予定だし、週末も実家で過ごそうと思って、
昼過ぎに会社を出て、一旦家に帰ってから、ひとまず実家に向かった。
途中の梅田でインディアンカレーを食べてから実家に帰ると、
春休み中の姪っ子と、お母ちゃんが実家にいたのだった。
今日は、醍醐寺で催される”世界遺産劇場”というイベントを観に行く。
ここで、佐々木蔵之介率いるTeam申が朗読劇をやるのだ。
醍醐寺って行ったことなかったけど、地下鉄東西線で行けるみたいなので、
ちょっと実家でまったりしてから、阪急から地下鉄烏丸線に乗る。
烏丸御池駅で東西線に乗って、東山、山科を経由して醍醐に到着した。
実家からぐるっと遠回りしてる感じだけど、1時間ぐらいで着けるんだなぁ。
小雨降る中、勾配のきつい住宅地の坂を登っていくと、醍醐寺に着いた。
さすが、”醍醐の花見”と言われるだけあって、どこ見てもさくらばっかり!
・・・といっても、まだまだ寒いからか、蕾は固くて小さかった。
でも、このさくらが全部咲いたら、ものすごい眺めになりそう!!!(≧∇≦)
ま、まだまだ今は寒々しいさくらの枝に囲まれている醍醐寺だったのだけど、
醍醐寺の拝観は16時までだったらしく、すでに仁王門も閉じていた。
・・・ここの仁王さんも結構な迫力だな・・・というか、醍醐寺って広いわ。
桜の季節にじっくり観に来たいなぁ(めっちゃ多そうだけど)
“世界遺産劇場”は、宝物が収められている”霊宝館”で行われた。
受付を済ませ、”霊宝館”に入ってみると、ズラッと並べられたパイプ椅子!
・・・結構たくさんお客さんが来るみたいだねぇ。
というか、壁沿いのショーケースには仏像や屏風がたくさん展示されていて、
正面にいらっしゃるのは、薬師如来さんと月光菩薩・日光菩薩さんかな・・・。
いやー、なんか結構すごいんじゃないか、この醍醐寺って。
こんなでっかい寺だとは知らなかったよ。
舞台は、前に観た朗読劇と同じで、Team申の3人が本を読むのだけど、
宮部みゆきの『幻色江戸ごよみ』から、”神無月”と”紙吹雪”をやっていた。
いままでいろんな市井小説を読んだけど、宮部みゆきは読んでなかった。
宮部みゆきの話は、なんだか物悲しくて、ぐっとくるかんじで、
すごく物語性が豊かなかんじがしたよ。話が濃いというか。
前もそうだったけど、やっぱり、亀治郎さんの娘役がピカイチだった。
やっぱりうまいよねー、ほんと。
悲しくて切ない最期になりそうな予感がするラストシーンは読まれずに、
余韻を残すというか、見ている人の想像力に任せる終わり方だった。
もともと書かれてないのか、読まなかっただけなのかわからないけどね。
舞台が終わってから、ちょっとしたトークショーがあって、
その時にも蔵之介さんたちが言っていたけど、
普通の芝居よりも、朗読劇のほうが見ている人の想像力がすごいらしい。
朗読だから、それぞれ聞いている人の頭の中で情景が作られるからだけど、
私も、朗読される風景を想像しながら見てたから、いろんな情景が描けた。
朗読劇って、普通の舞台とはまた違った”良さ”があるんだよね。
舞台の”良さ”と本を読むことの”良さ”を、いいとこ取りした感じ、かな。
公演後は、霊宝館の宝物をちょっと見てまわってから、
住宅街の坂道を下り、醍醐駅から実家まで、帰ってきたのだった。
初めて行った醍醐寺だったけど、桜の季節にまた来たいわ!
なんか、芝居を見て実家に帰るって、土曜日の観劇パターンなので、
今日もめっちゃ土曜日な感じがするけど、まだ金曜日!( ̄ー ̄)ニヤリッ
さ、明日からの週末は何しようかなぁ。
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