soul of souls

伊丹アイホールで、『空と私のあいだ』を観た。
出演者を、オーディションで選んだ企画公演で、
若い人も多かったみたいだから、どんな芝居か賭けだった。
さらに、Twitterを見ていたら、
初日の前日に、出演者の1人が交通事故に遭っちゃったようで、
急に代役を立てて、上演することになっていたので、
さらに、どうなるかなー、と心配だったのだれど、
かなり、面白くて、いい芝居だった。

ストーリーは、とある喫茶店でのオムニバスストーリー。
同じ日の、同じ時間に居合わせた4組のお客さんと、
店員さんの話を、1組ずつ見せていく。
最初は、とある同級生の恋人同士と、後輩のカップルの話。
次は、とある会社の先輩女子と、退職した後輩男性の話。
次は、DVを受けている主婦4人組、
そして、閑話休題的に、店員さん（兄と弟と妹の3人兄弟）の話。
最後は、女子高生たち3人組の話。
すべてが同じ時間と同じ場所を共有しているので、
それぞれの会話や発言が、他の人たちに影響したりする。
バラバラの話なんだけど、ちょっと絡んだりするのが、面白かった。
さらには、それぞれの話が細かな伏線でつながってるのもスゴかった。

最初はちょっと可笑しい、面白い話かと思っていたけど、
話によっては、ちょっとグッと来たり、ちょっときゅんと来たり、
でもやっぱりおかしくてゲラゲラ笑ったり、最後はホロッときちゃった。
いやー、かなり面白かったわ。
役者さんもみんな、うまかったし、面白かったし、
代役をされた横山さんも、ちょっとドキドキしたけど、なんとかなってたし、
それはそれで、役柄かと思えるかんじだったから、悪くなかったわ。
うん、観に行って良かったー！！(≧∇≦)
DVDは予約してこなかったけど、予約すればよかったかなぁ。

それぞれのオムニバスストーリーは、
土田さんと、横山さんが分担して書いたみたいだけど、
どの話を土田さんが書いて、どの話を横山さんが書いたのか、
何となく想像しながら見ていた。
・・・一応、どっちかは考えたんだけど、答えが知りたいなぁ。