soul of souls

リンクしているんだろうなぁ

下北沢駅前劇場で、
岩松了プロデュース『カスケード~やがて時がくれば~』を観た。
チェーホフの『かもめ』を上演するために集まった役者たちの話。
ひとつの劇団とかではなく、
『かもめ』を上演するために集められたいろんな役者たち。
ほかにも、演出家に、演出助手、稽古場の管理人。
あつめられた役者たちといっても、舞台をやってる役者だけじゃなくて、
小劇場の役者だったり、映像の人だったり、グラビア系の人だったり。
劇中劇、というか、バックヤードものによくある”ひとつの劇団”ではなくて、
“ギョーカイ”的な感じがしたのも何だか面白かった。
そんなシチュエーションがすごく東京っぽい感じがした。


『かもめ』を上演するために、とある建物の一室に集まる人たち。
ちょうど1ヶ月前、公演直前まで稽古が進んでいたのだけど、
ひとりの役者が、自分で命を絶ってしまう。
そこから1ヶ月の稽古休みが決定し、その1ヶ月後から話が始まる。
ひとりの役者の死から1ヶ月という時間の経過と、とまどい。
なぜ彼は死んでしまったのか、というものもあり、
役者たちのどろどろとした思いや、関係があったり、なかったり。
“ゲーノーカイ”で生きてる、かろうじて引っかかってる人たちの、
なんだかもがいてるかんじだったりする人たちの、
そんな人間臭いところもふくめて、すごくリアルで面白かった。
そして、稽古始まりのころまで情景が戻っていくストーリーだった。
ほとんどの人が、みんな自分の名前そのままを役名にしていた。

なんだかみんながそれぞれ面白くて、やたらリアルで楽しかった。
芝居自体も、みんな自然体でおもしろかったし。うまかったよ。
私も後輩F嬢も、個人的に吉牟田眞奈さんという役者さんが好きだった。
いやー、おもしろかったわ( ̄ー ̄)ニヤリッ

もちろん、チェーホフの『かもめ』が題材になっているので、
『かもめ』のセリフもたくさん出てくる。
そのセリフが現実とリンクしているんだろうなぁとは思ったのだけど、
なまじっか『かもめ』を知らなかったので(;´Д`A “`
そのあたりがよくわからなくて、残念だった・・・。
ああ、きっと、『かもめ』を知っていたら、もっとおもしろかったんだろうなぁ。
『かもめ』が読みたくなったんだけど、
チェーホフだから、そんな簡単には理解できそうにないかも(;^_^A
そういうところが悩んじゃうところだったりして( ̄ー ̄)ニヤリッ

小さい劇場が満席で、箱席だったから、ちょっとお尻が痛かったけど、
今日も面白い芝居が観れてよかったー!
芝居後は、下北沢のタコライスの店でタコライスを食べて帰ってきた。
さ、明日はもう最終日。はやいなぁ~。

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Dieser Beitrag wurde am 土曜日, 26. 3月 2011 um 23:00 Uhr veröffentlicht und wurde unter der Kategorie Play abgelegt. Du kannst die Kommentare zu diesen Eintrag durch den RSS-Feed verfolgen. Du hast die Möglichkeit einen Kommentar zu hinterlassen.

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あいかわらず、カッコイイ正面だ。祝!芸術監督就任!これからいっぱいきてくれるかなー。いま、満開なのは大きいツツジ!白に、濃いピンク、淡いピンク。ハチも大忙し。毎年恒例の天神さーん。真っ赤。霧島ツツジはもうそろそろ終わりかなー。今さらだけど、関帝廟の門!めっちゃいい天気やったから、青空に映えるわー。シープリンセスだって!ビルみてぇ!海鮮おこげ!

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