今日は夕方から文楽を観ることになってた。
16時開演で、15:30に文楽友達Aちゃんと劇場前集合だから、
昼過ぎに家を出てなんばをうろうろ。
途中、ワンピース買ったり、サイゼリアで昼ごはん食べたり、
丸福珈琲店でアイスカフェオレ飲んだりしてから、劇場へ行った。
・・・今日は雨だとか言っていたけど、すっごくいい天気。
長袖カットソーにジャケットだったけど、めっちゃ暑っ(;^_^A
なんか、妙に汗っかきだった。
今回の文楽は「心中天網島」。おお!近松の名作じゃん!
近松の心中物といえば、「曽根崎心中」とコレだよね。
でも、タイトルは知ってるけど、実はストーリーは知らない。
町人と遊女が心中する、というくらいの知識だったりする。
「曽根崎心中」って、確か、お初を身請けするためだったか、
お初に通うためだったか、横領するんだよね。
で、最終的には横領もばれて、どうしようもなくなって
心中する話だった気がする。
だけど、この「心中天網島」は横領もしないし、悪いことはしない。
小春のもとに治兵衛が3年も通っていたのだけど、
小春に通ってた太兵衛が小春を身請けしようとしてる。
この太兵衛ってヤツがホントにイヤなヤツなのよー!!!
この話の中で唯一、めっちゃ悪人ってかんじ。
それがイヤな二人は、心中しよう、って決めたところから始まる。
だけど、周りの人(お兄さんとか、嫁とか)が
二人の心中を知って、必死で止めようとするのだ。
またこの兄さんにしても、嫁にしても、いい人なんだよねー。
ほんと、かっこよくて。
それに、嫁と小春の女同士の義理というか、約束というか、
そういう”絆”みたいなところがあって、それもカッコイイ。
最終的に治兵衛と小春は一緒に心中するんだけど、
別に悪いことはしないし、身請けされた小春は治兵衛と逃げて、
二人で勝手に死んじゃうだけなんだよね。
まぁ、残された治兵衛の子供とか、止めてた兄さんとか嫁とか、
残された人たちが可哀相な気もするけど。
それに、最後の道行きがきれいでさー・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ
自害するのも、先に小春を治兵衛が脇差しで刺して、
治兵衛は小春の帯で首つりするの。
なかなかきれいな場面だったわー。
文楽が終わって、すぐに実家に帰った。
今日の昼、お母ちゃんから電話があって、
「渋柿剥いて、干し柿作るから手伝って」って言われたんだよね。
文楽終わってからだから、終わってるかも・・・と思って帰ったら、
21時なのに、まだ始まったばかりだった・・・ε-(ーдー)
今年も120個の柿をひたすら剥いて、剥きまくる。
終わったのは23時前。またベランダにずらーっと柿が並んだよ。
おお、圧巻な眺めだ・・・。コレができるのは正月前。
ああ、終わった・・・また恒例の秋行事が一つ終了。
手が痛いよ・・・。
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