MONOの『チェーホフを待ちながら』を観に行く。
そう。チェーホフ。”チェーホフを待ちながら”なのだ。
“ゴドーを待ちながら”じゃない。チェーホフを待つ。
MONOの20周年企画で、
もともとは、2003年に上演した『チェーホフは笑いを教えてくれる』
という作品の改訂版再演らしい。
20周年企画というのもあってか、
ロビーには過去の上演写真や衣装、舞台模型なんかがいっぱいあった。
役者さんも、今回は、MONOの5人だけしか、出ない。
記念公演、記念イベント、というカンジだね。
チェーホフといえば、『櫻の園』や『三人姉妹』、『かもめ』とか、
いろいろな有名な戯曲がある戯曲作家。
# といっても、ぶっちゃけほとんど知らなかったりするのだけど(;´▽`A“
本編は、5人の男がやってきて、ひたすらチェーホフを待つ。
まさしく”ゴドーを待ちながら”だ。
チェーホフが来るのかも来ないのかも、ここがどこなのかもわからない。
そんな中、チェーホフの短編4本を入れ替わり立ち替わり演じていく。
『熊』『タバコの害について』『結婚申し込み』『余儀なく悲劇役者』。
この4本の短編で、もちろん、チェーホフの作品だけど、
その作品の構造だけをそのままに、MONOらしい話になっている。
もう、元々はチェーホフだろうけど、作品はMONOそのもの!
MONOらしさ、というか、土田さんらしさ爆裂です。
悲劇のような喜劇のような。
そんなところがチェーホフなのかもしれないけど、めちゃ面白かった。
5人の、5人らしい、MONOらしい舞台だった。
いやー、めっちゃおもしろかった!(≧∇≦)
・・・・チェーホフ、読もうかな。元ネタが知りたくなったよ。
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