とある芝居のオムニバスイベント(?)の参加者が集まらないとかで
S君の劇団に誘いがあったと電話があった。
そのとあるイベントについては、企画した段階でどうもツメが甘かったようで。
本番は8月の末ごろ。すでに残り1月しかないというのに参加者が足りないらしい。
いつも公演に関わってくれるおなじみのスタッフさんが
そのイベントをお手伝いしているというツテでS君に依頼してきた、といういきさつ。
各団体、持ち時間は20分ぐらいで、舞台も共通で同じセットを利用
音響・照明・舞台スタッフ等のスタッフもすでに決まっていて
S君のような参加団体は、役者とストーリーさえあればOKという企画。
私としてはどうもあまりいい企画とは思えなくて。
とりあえずググってみても、その企画についての情報は一切なし。
1月前のこの時期でも参加団体が集まらないという宣伝力・企画力の甘さと
サイト上という限られた媒体ではあっても、この情報のなさにはどうも…(;^_^A
もちろん、ストーリーもまだ出来てないし。
S君は「できる」と言ってるんだけど、どうかなぁ。
確かにS君達には本番経験を積むという点では、いい機会だと思う。
でもいきなりムリしてでも参加して、はてS君たちにとって有益になるかどうか。
宣伝としての意味合いにしても、次の公演予定のないS君たちにはあまり効果なし。
ちがう客層の人たちに知ってもらうチャンスとしても、
参加団体によっては、身内のみの客層だと将来的な集客は見込めない。
本心を言えば、今やっているような、のんびりじっくりの稽古期間を
なくしたくないなぁという、私勝手な意見がある。
もっと勝手なことを言えば、私自身8月は忙しかったりして(;^_^A
参加するとなったら、S君たちに関わっていきたいんだけど
私個人の予定と、S君達と。どっちを取るべきか。o( ̄ー ̄;)ゞ
私の勝手な都合で、彼らの経験の機会をなくすっていうのは…ダメな制作だよね。
とにかくそのイベントの内容と参加団体を知ることが重要だね。
その上で、今みたいに否定的でなく、前向きに検討してみるとして
S君とじっくり考えてみることが先決だな。
今日も先週と同じく、一人ずつ質問を投げかける。
みんなは役として、きっちり答えることが条件。
・自分の性格についてどう思うか
・好きなところと嫌いなところ
・友達それぞれについて、どう思うか。
・友達それぞれの好きなところと嫌いなところ
・10年後の自分はどうなってるか。
・結婚について
それぞれみんな考えながら頑張って答えてる。
ちょっとテンパリ気味だったり、つじつまが合わないところがあったり。
役というより、自分に近すぎたり。
そんなことはあったけれど、みんな頑張って答えてくれた。
先週よりは、自分の役についてしっかり考えてきてくれたみたいだね!
来週はもっと掘りさげてきてくれるかなぁ。
その後は、二人ずつエチュード。会話内容は自由。
最低限でも10分は会話を続けることが条件。
とりあえず開始してみたものの、動きというか姿勢というかが現代人。
まるで、一人暮らししている友達のところに入り浸っている大学生(!)…というかんじ。
これは、来週の課題ですな。( ̄ー ̄)ニヤリッ
会話内容はそこにいない友達についての話題になる。
10分後、いても立ってもいられなくなったらしく、残り二人が乱入(≧∇≦)
なかなかおもしろい4人での会話になった。
動きや姿勢、立ち居振る舞いなどに注意を加えて、残り二人のエチュードをする。
10分経過したら、乱入OKってことにする。
今度は立ち居振る舞いにしても、会話内容にしても少し役に近づいたO(≧▽≦)O
やっぱり10分後、残り二人が乱入し、4人でのエチュードへ。
これはなかなか面白いですなぁ。
私が会話を途中で留めたりしないので、ほっとけばダラダラ続いていってしまう。
そうすると、みんなの中で、エチュードに決着をつけるという意識も出てきました。
みんなエチュードに慣れてきたというかんじだな(= ̄∇ ̄=)
さて。来週にはもう少し台本に沿った内容の濃いエチュードをしてもらおう!
もちろん、一人ずつの質問タイムは相変わらず設ける予定だけどね。
質問内容を考えておかないとね!
今回はやっと本役に沿ったエチュードを始める。
先週の稽古終わりに「自分が相手のことをどう思っているか、考えてきて」
と、宿題をだしておいた。
つまり、自分の役どころである人物が、他の人物をどう考えているか
それを考えてきて欲しかったのね。
相手のことをどう思っているか、自分の役どころの”私”は友達をどう思ってるか
そんなところから”私”を作り上げていって欲しいなぁと思った。
さて。どう進めるか。
とりあえず、1対1で、対話してもらおうかと思ったのだけど
ちょっと役者の子達が途方に暮れかけだったので(;^_^A
まずは質問コーナーを開始。
一人を面接形式に、いろいろと質問することにした。
質問される人は、役になって、その質問に答えていくというもの。
「何が好きか」「どうしてそれを好きになったのか」「いつも何をしているか」
「友達はいるか」「親とはどういう関係か」…そんなかんじで、記者会見風。
みんながんばって答えていっているのだけれど、どうもまだまだできあがってない。
役にリアル感がないのね。とりあえずはこっちも答えやすいモノを聞くのだけど。
役に対してまだまだ作り上げていないカンジ。みんな悩み中というカンジかな。
そのあと、四人で自由に会話してもらう。
四人になると、それぞれのポジションが出てくる。
話を仕掛ける人、答える人、もちろんツッコミしたり、茶化したり。
そのあたりの四人の関係になると、ちょっと楽しそうかな。
あとはもっとリアリティをもたせることと、人間らしさかなぁ。
来週も同じことをやってみて、どこまでみんなが成長しているか、見てみよう。
劇団M.O.P.の『水平線ホテル』を観に行く。
場所はOBPにある松下IMPホール。
S嬢と淀屋橋で待ち合わせして、京阪電車で京橋へ。
とりあえず京阪モールでおそばを食べて腹ごなし。
少し時間があったので、バーゲンのラストセールを物色…結構残ってるなぁ。
やっぱ、京橋という地理的なものかしら。これはもうちょっと見たいです( ̄ー ̄)
とりあえず時間になったので、OBPのホールへ。
今回のセットもすごくきれいなセット。
舞台は第二次世界大戦中のイタリア。とある島にあるホテルが舞台。
最近はM.O.P.の人達も色々な舞台やテレビに出るようになった。
だから、なかなか本公演に全員が顔を揃えることがなかったのだけど
今回はオールキャスト!これは観に行かねば!とチケットを取ったのでした。
ストーリーは相変わらずかっこよくて、ドキドキして、キュウってして。
ホント、カッコイイ骨太な話だった!
市朗さんは相変わらずカッコイイし!緑子さんはキレイで、カッコイイし!
小市さんも渋くてカッコイイ!とにかくみんなカッコイイ!
木下さんも軟派そうだけど純粋なカンジで、お得意なハマリ役で。
というか、みんなホントにハマリ役を見事に演じていて、ホントベストキャスト!
とっても面白かったし、楽しかったし、最高の時間だった!O(≧▽≦)O
めずらしくアンケートなんぞを書き、台本を買って、観劇は終了。
そのあとは京橋のバーゲン巡りでクツとカバンをゲットしました。
また買っちゃった…(;^_^A
S君から「チケット代を上げたいんですけど、どう思います?」というメールが。
ちょっと前から、同じネタで聞かれてて、そのたんびに私が答えるのは
「上げてもいいけど、もっと稽古して、もっといい作品ができたと自信があるなら」
確かに、この意見ってもっとも…なんだけど、ちょっと突き放し気味だよね(^^;
そのことについてS君と電話で話す。
S君としては、かなりな赤字をカバーするためにチケット代をあげたいらしい。
しかも、S君の劇団と同じぐらいの規模の劇団が2,000円ぐらいで公演してる。
最近は特にチケット代の相場が値上がりしている…というのも理由の一つ。
「自分たちの芝居に対する価値」=「チケット代」
なんだけど、その価値の相場が上がってきてるというのは感じる…o( ̄ー ̄;)ゞ
お客様が自分たちの芝居を観て、「得した」「損した」という価値なんだけど
本当に最近上がっている価値の値段=お客様が感じる価値の値段…なんだろうか。
むずかしいね…(;^_^A
いかに採算を上げるか、というのが目下S君の悩みのようで。
ビデオ販売をしたいとか、連続公演がしたいとか、いろいろ企画してるんだけど
私としては、ビデオ販売に魅力を感じない。
舞台って、”ライブ感”がすべて。
S君が言うには「新しいお客様を呼ぶために、前回公演のビデオを観てもらう」
という計画のようだけど、舞台をビデオにしても、私としてはあまり面白くない。
やっぱりライブが一番面白いし、伝わる。
よっぽどライブが面白くて、きっちり作られていなければ、
ビデオが面白いものになるわけがない。粗が目立つだけだと思う。
しかも、よほど人気劇団でない限り、ビデオの販売実績は見込めないと思う。
買うのは身内ばかりなり、ということになるのがオチだと思ってる。
見逃した舞台は、見逃したことに悔しがってほしいし、
ビデオなどで後に残らないからこそ、舞台や公演の価値がある。
だからこそ、次の新しい公演を観に来てくれる原動力になるのだと思う。
私のこんな考え方は古いんだろうなぁと思う。
でも、もっと舞台のライブ感を大事にして、貴重で濃密なその”瞬間”を生きてほしい。
でも、集客方法ってのはホント難しい。
たくさんの人に見てもらうために、またじっくりS君と会議しないとね!
制作仲間のMちゃんから受付のお手伝いを頼まれていたので
午前中はご飯を食べたり、サラダの下ごしらえをしたりした後、昼過ぎに家を出る。
JRで最寄り駅まで到着してみたけれど、相変わらず雨が降ってる。
雨が降ると客足に影響が出るからなぁ…(x_x;)
というか、もうそろそろ梅雨明けしてほしいなぁ。雨だと自転車通勤できないし。
劇場に到着してみると、千秋楽だからか妙にマッタリモード。
いつもMちゃんの現場で出会うHさんもいて。
私の今日のポジションは場内整理。おお、いつものポジションだわ( ̄ー ̄)ニヤリッ
しかもそんなに広くない客席で、二人体制で場内なので楽だし。
お客様もそんなに反抗することなく奥の方から詰めてくれて、とってもやりやすかった!
そしてぽかっと空いてしまった最前列で、同じ受付スタッフの人と芝居を見せてもらう。
つかこうへいの芝居だったのだけど、改めてつかこうへいの芝居を観たのは
初めてなんだよね。というか、熱い芝居だった。なかなか気持ちのよい熱さ。
情熱的で、人間くさくて、そして前向き。
それが偽善的じゃなくて、すごく一生懸命な人たちばかり。
なかなか面白いお芝居だった。今度、じっくり本でも読んでみようかな。
今日は1回だけのステージだったので、バラシも順調に終了しそうだし
#というか小さい劇場にしてはすごいベテランのスタッフさんで固められた劇団さん。
#シンプルながらすごくつくりこまれたカッコイイ舞台だった!
制作はといえば、早々に片付け終わっていて、まったりしてたので
8時半ごろには帰らしてもらいましたO(≧▽≦)O
やっとお手伝い三昧(といっても2週連続なだけだけど)が終わった…
来週からはもうちょっと楽になるかなぁ(´▽`)
今回の稽古もエチュード中心。
今回は4人全員でやるエチュード。4人の関係性を作っていってもらうのが目的。
だけどもともとこの劇団の子達はとても仲良し。
はじめは自由に4人で会話をしてもらう…役柄をあえて作らず、普段どおり。
いつまでも話し続けるねぇ…楽しそうだ♪
その後は少しずつ設定を与えてみる。
・文芸部だったら?
・年齢すこし上げて、文芸サークルだったら?
・コンクールに応募する人々だったら?
会話を発案する子がいたり、みんなの反応を見て進める子がいたり
ずっと何かをしているフリをしていたり( ̄ー ̄)ニヤリッ
それぞれの進め方を見ていると、みんなの性質が見えるね!
さぁ、来週からはもっと本役に即したエチュードをしてもらっちゃおう。
なんだか楽しいなぁO(≧▽≦)O
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